Azure研究サイト

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~理解しずらい情報をシンプルにお伝えします~

AzureVM(仮想マシン)の新規作成(全項目を紹介)

 
AzureVM(仮想マシン)を1台新規作成する際の全項目について、参考値を載せます。
 
ただ、私がシステム開発でAzureVMを新規作成した際に入力した値を書きましたので、あくまでも参考としてください。AzurePortal画面で新規作成を開いたデフォルト値のままである場合は(デフォルト値)と書きました。
 
この時は、事前に「仮想ネットワーク」を作成していてVMを仮想ネットワークに所属させてその他のAzureリソースとはプライベートIPで通信させる構成にしていましたので、ネットワークタブがそれに即した値になっています。
 

基本タブ

プロジェクトの詳細

サブスクリプション

任意のサブスクリプション

リソースグループ

任意のサブスクリプション  

インスタンスの詳細

仮想マシン名

任意の名前

地域

JapanEast(東日本) または JapanWest(西日本)
※ 何か理由があれば海外でもOK

可用性オプション

インフラストラクチャ冗長は必要ありません(デフォルト値)

セキュリティの種類

Standard(デフォルト値)

イメージ

WindowsServer2022Datacenter:AzureEdition-Gen2
※ LinuxOSが必要ならCentOS・Ubuntu等を選択

VM アーキテクチャ

x64(デフォルト値)

AzureSpot割引で実行する

NO
※ YESにすると課金額が結構安くなる
※ 使用できない時間が出来てしまっても良いならYES

サイズ

Standard_E4ds_v4 - 4 vcpu 数、32 GiB のメモリ
※ 本番環境で使えるまぁまぁなスペックを選びました  

管理者アカウント

ユーザー名

任意のユーザ名
※ リモートデスクトップ接続でVMにログインする際に使用

パスワード(パスワードの確認)

任意のパスワード
※ リモートデスクトップ接続でVMにログインする際に使用  

受信ポートの規則

パブリック受信ポート

選択したポートを許可する(デフォルト値)

受信ポートを選択

3389(RPD)(デフォルト値)
※ リモートデスクトップ接続でのアクセスを許可させる  

ライセンス

既存のWindowsServerライセンスを使用しますか?

NO(デフォルト値)  

ディスクタブ

ネットワークインターフェイス

仮想ネットワーク

任意の仮想ネットワーク
※ 以前は、仮想ネットワークに所属させない選択肢もあったのですが、2023年秋頃に、仮想ネットワークに所属させることが必須になったようです。仮想ネットワークって何?普通にインターネット経由でVMを使えれば良いんだけど?という方は、適当に仮想ネットワークを新規作成して、パブリックIPを作成してください。そうすれば、例えばリモートデスクトップ接続の接続先にパブリックIPの値を入力すことで、ローカルPCのリモートデスクトップ接続でVMにアクセスすることができます。

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仮想ネットワークのサブネット

任意のサブネット
※ 仮想ネットワークに所属させずに、パブリックアクセスを許可させる場合は設定不要

パブリックIP

なし
※ 仮想ネットワークを構築する場合、パブリックIPは不要
※ パブリックアクセスを許可する場合はありにする

NICネットワークセキュリティグループ

Basic

パブリック受信ポート

選択したポートを許可する(デフォルト値)

受信ポートを選択

3389(RPD)(デフォルト値)
※ リモートデスクトップ接続でのアクセスを許可させる

VMが削除されたときにパブリックIPとNICを削除する

YES(デフォルト値)

高速ネットワークを有効にする

NO
※ YESでも良いが、課金額が増えそうなのでNOにしておく  

負荷分散

この仮想マシンを既存の負荷分散ソリューションの後ろに配置しますか?

 

管理タブ

MicrosoftDefenderforCloud

 

ID

システム割り当てマネージドIDの有効化

AzureADでログインする「YES」の場合、自動でYES  

AzureAD

AzureADでログインする

YES
※ AzureADアカウントでVMにログインしないならNOでOK
※ YESにしても管理者アカウントによるリモートデスクトップ接続はできるので迷ったらとりあえずYESでもOK  

自動シャットダウン

自動シャットダウンを有効にする

NO
※ 強制シャットダウンされると未保存データが消えてしまったりするので、NOにしておく  

SiteRecovery

ディザスターリカバリーを有効にする

NO  

ゲストOSの更新プログラム

ホットパッチを有効にする

NO

パッチオーケストレーションオプション

OSによる自動処理(Windowsの自動更新)  

Monitoringタブ

Diagnostics

Boot diagnostics

Enable with managed storage account (recommended)

OSのゲスト診断を有効にする

NO  

詳細タブ

省略
※ 特別な要件がなければ、全てデフォルト値でOK  

タグタブ

なし
 

以上です。
 

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