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AzureVM(仮想マシン)の新規作成(全項目を紹介)

 
AzureVM(仮想マシン)を1台新規作成する際の全項目について、参考値を載せます。
 
ただ、私がシステム開発でAzureVMを新規作成した際に入力した値を書きましたので、あくまでも参考としてください。AzurePortal画面で新規作成を開いたデフォルト値のままである場合は(デフォルト値)と書きました。
 
この時は、事前に「仮想ネットワーク」を作成していてVMを仮想ネットワークに所属させてその他のAzureリソースとはプライベートIPで通信させる構成にしていましたので、ネットワークタブがそれに即した値になっています。
 

基本タブ

<作成画面 2024/11/10 取得>

f:id:exemple:plain title=

◎ プロジェクトの詳細 ▽ [サブスクリプション]任意のサブスクリプション
[リソースグループ]任意のリソースグループ
◎ インスタンスの詳細 (1) ▽ [ストレージアカウント名]任意の名前
[地域 (リージョン)]Japan East (東日本)
※ 東日本が必須ではないし、海外ならクオータ制限も回避できます
[可用性オプション]:可用性ゾーン
[ゾーンのオプション]:自己選択ゾーン
[可用性ゾーン]:ゾーン1

◎ インスタンスの詳細 (2) ▽ [セキュリティの種類]:Standard
[イメージ]:Windows Server 2022 Datacenter: Azure Edition - x64 Gen2
[VM アーキテクチャ]:x64
[Azure Spot 割引で実行する]:YES
※ Spot割引はガツンと安くなりますが、Azureの余ったリソースでVMを動かされるので動作が不安定になることがあります。本番環境ではやめましょう。
 [削除の種類]:容量のみ
 [削除ポリシー]:停止 / 割り当て解除
[サイズ]:可用性ゾーン
[休止状態を有効にする]:NO(デフォルト)

◎ 管理者アカウント ▽ [ユーザー名]:任意のユーザー名
[パスワード]:任意のパスワード
[パスワードの確認]:任意のパスワード
[サイズ]:可用性ゾーン
◎ 受信ポートの規則 ▽ [パブリック受信ポート]:選択したポートを許可する
[受信ポートを選択]:RDP (3389)
※ VMにリモートデスクトップ接続する場合はRDPが必要になる
◎ ライセンス ▽ [既存の Windows Server ライセンスを使用しますか?]:NO(デフォルト)

ディスクタブ

◎ VM ディスクの暗号化 ▽ [ホストでの暗号化]:NO(デフォルト)
◎ OS ディスク ▽ [OS ディスク サイズ]:イメージの既定値
[OS ディスクの種類]:Standard HDD
[VM と共に削除]:YES
[キーの管理]:プラットフォームマネージドキー
[Ultra Disk の互換性を有効にする]:NO(デフォルト)
◎ データディスク ▽ [新しいディスクを作成し接続する]:
[既存のディスクの接続]:

ネットワークタブ

◎ ネットワーク インターフェイス ▽ [仮想ネットワーク]:任意の仮想ネットワーク
※ 以前は、仮想ネットワークに所属させない選択肢もあったのですが、2023年秋頃に、仮想ネットワークに所属させることが必須になったようです。仮想ネットワークって何?普通にインターネット経由でVMを使えれば良いんだけど?という方は、適当に仮想ネットワークを新規作成して、パブリックIPを作成してください。そうすれば、例えばリモートデスクトップ接続の接続先にパブリックIPの値を入力すことで、ローカルPCのリモートデスクトップ接続でVMにアクセスすることができます。
[パブリック IP]:なし
[NIC ネットワーク セキュリティ グループ]:なし
[VM が削除されたときに NIC を削除する]:NO(デフォルト)
[高速ネットワークを有効にする]:NO
◎ 負荷分散 ▽ [負荷分散のオプション]:なし(デフォルト)

管理タブ

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◎ ID ▽ [システム割り当てマネージド ID の有効化]:NO(デフォルト)
◎ Microsoft Entra ID ▽ [Microsoft Entra ID でログイン]:NO(デフォルト)
◎ 自動シャットダウン ▽ [自動シャットダウンを有効にする]:YES
※ 少しコストが抑えられますが、強制シャットダウンされるのでファイルを保存してなかったら消えるなど業務効率が下がるので気をつけて下さい。
 [シャットダウン時刻]:23:00:00
 [タイム ゾーン]:(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京
 [シャットダウン前の通知]:NO

監視タブ

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◎ アラート ▽ [推奨されるアラート ルールを有効化]:NO(デフォルト)
◎ 診断 ▽ [ブート診断]:マネージド ストレージ アカウントで有効にする (推奨)(デフォルト)
[OS のゲスト診断を有効にする]:NO(デフォルト)
◎ 正常性 ▽ [アプリケーションの正常性監視を有効にする]:NO(デフォルト)

詳細タブ

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◎ 拡張機能 ▽ [拡張機能]:インストールする拡張機能を選択します(デフォルト)
◎ VM アプリケーション ▽ [ ]:インストールするアプリケーションを選択してください(デフォルト)
◎ カスタム データと cloud-init ▽ [カスタム データ]:空(デフォルト)
◎ ユーザー データ ▽ [ユーザー データの有効化]:NO(デフォルト)

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◎ パフォーマンス (NVMe) ▽ [NVMe を使用してリモート ディスク ストレージ パフォーマンスを高める]:NO(デフォルト)
◎ ホスト ▽ [ホスト グループ]:空(デフォルト)
◎ 容量予約 ▽ [容量予約グループ]:なし(デフォルト)
◎ 近接配置グループ ▽ [近接配置グループ]:空(デフォルト)

タグタブ

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<作成画面 2024/09/23 取得>

◎ タイトルなし ▽ [名前]:任意の名前
[値]:任意の値

以上です。
 

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