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AzureCLI(PowerShell)でコマンド実行の注意点


複数のサブスクリプションを持っている場合、意図しないサブスクリプションにリソース作成されてしまったりするので、PowerShellなどでAzure CLIのコマンド実行を使う際に、気をつけるべきポイントを紹介します。
 
az loginコマンドでログイン後、どのサブスクリプションがアクティブになっているかをaz account list --output table --allコマンドで確認する方法などを説明していきます。

どのサブスクリプションに向いているかを確認

今回は、YYYYYYYY-YYYY-YYYY-YYYY-YYYYYYYYYYYY サブスクリプションにリソースを作成したいとします。
 
以下のコマンドで、サブスクリプション一覧を表示することで、どのサブスクリプションに向いているかを確認すると、XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX (isDefault : true) のサブスクリプションに向いてしまっていることがわかります。
 
az login
az account list --output table --all
 
 

操作対象のサブスクリプションを変更

操作したい YYYYYYYY-YYYY-YYYY-YYYY-YYYYYYYYYYYY サブスクリプションがアクティブ (true) になっていない場合は、az account set --subscription <サブスクリプションID>コマンドを使って、操作(リソース作成などを)したいサブスクリプションに切り替えます。
 
az account set --subscription YYYYYYYY-YYYY-YYYY-YYYY-YYYYYYYYYYYY
 
この手順を行うことで、操作したいサブスクリプションに対して操作できる状態になりました。
複数のサブスクリプションを持っている場合は、この確認と切り替えのプロセスを忘れずにやりましょう。
 
以上です。
 

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