- AppService/Functionsの告知内容と対応内容
- バックアップ (2025 年 3 月 31 日より前)
- バックアップ (2025 年 3 月 31 日より後)
- 復元は自動でされるのですか？手動でやる必要がありますか？
AppService/Functionsの告知内容と対応内容
告知内容と、それに対してAzureユーザが実施すべき対応内容を簡潔に書きます。
AppServiceプランのFree・Sharedプランに適用されているディザスタリカバリーモードは、2025 年 3 月 31 日にサポート終了します。
⇒ サポート終了に対する対応は、特に不要だと思います。Free・Sharedプランは、お試しレベルで使っている場合がほとんどだと思うので、この告知があったところで何か対応する人はほとんどいないと思います。強いていうなら、Free・Sharedプランの場合にリージョンレベルの障害が起きたら、リソースごと消えてしまうかもしれないことを覚悟するくらいでしょうか。
バックアップ (2025 年 3 月 31 日より前)
- [Free・Sharedプラン]: バックアップメニューは使えないが、ディザスタリカバリーモード機能によってAzure側でバックアップしてくれていて、もし障害が発生した時は以下の復元画面のsnapshotプルダウンから選択したバージョンに復元できるようにしてくれています。
- [Basic以上のプラン]: Standard・Premiumプランを含むBasic以上のプランでは、バックアップメニューが使用できて、デフォルトで１時間に１回のバックアップが取得されている。カスタムバックアップを設定すれば、バックアップ頻度を１日１回に変更などができる。
バックアップ (2025 年 3 月 31 日より後)
[Free・Sharedプラン]: バックアップメニューは使えない上に、ディザスタリカバリーモード機能も 2025 年 3 月 31 日にサポート終了します。なので、障害が発生したら障害復旧後にご自身でアプリを再デプロイや設定の見直しなどをする必要があります。
[Basic以上のプラン]: 省略 (2025 年 3 月 31 日より前と同じ)
復元は自動でされるのですか？手動でやる必要がありますか？
どのプランの場合でも、自動では復元されません。
Azure側のリージョン障害だったとしても、自動で復元されないので、Azure ポータル画面などで手動で復元する必要があります。
以上です。
