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キーコンテナー(KeyVault)でセキュリティを確保する

キーコンテナー(KeyVault)とは

キーコンテナー(KeyVault)は、アプリケーションやサービスが安全かつ効果的に秘密情報を管理できるようにするためのツールです。例えば、パスワード、APIキー、証明書などの機密データがこれに該当します。
 
まず、キーコンテナーにはアクセス制御のための権限が設定できます。開発者や関係者が直接パスワードを知らなくても、AzureADで認証されたユーザやアプリケーションだけがアクセスできるようになります。たとえば、インフラ担当者が一時的にアクセスを必要とする場合でも、制限時間内でのアクセス許可が可能です。
 

シークレット管理

シークレットの管理では、以下の情報を安全に格納し、アクセス制御も行えます。例えば、アプリケーションの認証に使用されるトークンや、データベースへの接続に必要なパスワード、外部サービスへのアクセスに使われるAPIキー、SSL通信で利用される証明書などが挙げられます。
 

キー管理

キー管理においては、公開キー認証で使用されるキーペアを管理します。これは、Linuxのリモートログインでよく使用され、安全な通信を確保するために重要です。SSH接続などにおいて、公開鍵はサーバーに保存され、秘密鍵は開発者が保持する形になります。
 

証明書管理

証明書の管理もキーコンテナーが担当します。これには、SSL証明書などが含まれ、これらの証明書を使用してセキュアな通信を確立します。キーコンテナーを使用することで、これらのセキュリティ関連の情報を効果的に管理し、適切に保護することができます。

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