VM(仮想マシン)とは
Azure IaaSサービスの一つで、Azure上に仮想マシン・仮想サーバを作って扱えるというものです。
仮想マシン・仮想サーバといっても中身は普通のパソコンと同じで、OSにWindowsを選べばWindowsPCとして業務で使うこともできます。
※ 仮想マシン・仮想サーバとは、物理的なパソコンではなく、スマホアプリのようにパソコン上のソフト操作で新しいパソコンを作れる技術です。
※ IaaSサービスとは、ユーザがサーバ管理不要なPaaSサービスではなく、サーバ管理が必要なサービスです。
※ 上記説明がわからない方、これらはAzure上の専門用語ではなく一般的なIT用語なのでググってみてください。
VMの新規作成
VMリソースの作り方については、全タブ・全項目に触れると長くなるので、別の記事にしました。
VMの用途例
例えば、Aさんにリモートワークでパソコン作業を依頼するときにセキュリティ対策のため、Aさんの個人パソコンは使ってもらいたくない。かといって、パソコンを1台用意してAさんに貸与するのもコスト・手間がかかってしまう。
このような場合に、AzureVMを一つ作ってAさんの個人パソコンからリモート接続で接続してもらえれば、物理PCを用意・貸与しなくても業務用のパソコンを1台提供することが可能です。作業に必要なソフトだけインストールして渡すことで、余計なソフト・ファイルがない状態で作業してもらえるのでセキュリティ的にも安心ですし、簡単に貸与できてしまいます。
リモートデスクトップ接続でAzureVMを使用する
物理的なパソコンではないので、インターネット経由でAzureVMに接続・操作する必要があります。
AzureVMを新規作成した際に設定した、以下の情報を入力します。
・VM作成して付与されたIPアドレス
・VM作成時に入力した「管理者アカウント」のユーザIDとパスワード
日本語化
日本で販売してるパソコンは日本人が使う前提なので、最初から日本語が設定されていますが、Azureは全世界に発信しているサービスなので作ったAzureVMはデフォルト英語で設定されています。それを日本人が使うなら自分で日本語化する必要があるということです。
日本語化の手順は以下ページに画像とともにわかりやすく書いてくれているので、以下ページを最初から最後までやることで文字の表記・タイムゾーンなどのすべてを日本対応にできます。
[Azure] Windows OS の VM を日本語化する | Hekigon’s Lab
以上です。