Azureの課金について
皆さまもお試しでAzureのサービスを動かしてみたい、でもいくら課金されるかよくわからないし止めておこうかな。という場面があるのではないかと考えました。
Azureは、
● リソース作成した時点で課金が始まって、動かさなくても毎日課金額が増えるもの
→ AppServiceプラン、ストレージアカウントなど
● リソース作成しただけでは課金されず、実際に動かした分だけ課金額が増えるもの
→ Functionsの従量課金プランなど
などがありますので、Azure上でいくつかのケースを実際に動かして、いくら課金額が請求されるのかを確認して皆さまに紹介していきます。あくまでも短い期間でのサンプリングを載せますので、もっと長い数ヶ月分の課金額を知りたければ掛け算していただければ、参考にできると思います。
BasicプランのAppServiceプラン+ContainerRegistoryを2週間動かしたケース
今回は、BasicプランのAppServiceプラン+ContainerRegistoryの組合せで2週間(7/6に作成~7/20に確認)動かしてみました。
そして、サブスクリプションのコスト分析メニューで発生した課金額を確認しましたので見ていきましょう。
1日あたりのコストでの見え方
以下のように棒グラフで1日あたり100円ほどかかっていることがわかります。
累計コストでの見え方
以下を見ると緑が濃い部分は課金額が確定した部分になるので、7月19日時点で1200円程の課金額が確定しています。それより右の方の薄い緑の部分はこのリソースのまま日にちが経過すると7月31日で2500円程の課金額になりそうですよ、という予測も教えてくれています。
課金状況によってメール等にアラート通知させる
AzureMonitorの機能を使うことで、事前に設定した金額に達したら、メールなどにアラート通知させることができます。
設定手順は以下のページが参考になるので、こちらを参照とさせていただきます。
https://qiita.com/ymasaoka/items/ddb5fc8f2a4a4b56202e
以上です。